“旅”を終えて

12月17日、大阪は森ノ宮ピロティホールでの公演をもって『Piaf』の全公演を閉幕することができました。

各地で劇場にお越しくださいました皆様、応援くださいました皆様、ありがとうございました。

初演から4度目となるこの作品。

その時から出演されている大竹しのぶさん、梅沢昌代さん、辻萬長さん、彩輝なおさんに、今回から参加する自分が

どれだけ食らいついていけるのか。ストレートプレイの経験がまだまだな中、作品に失礼のないように仕上げられるのか、

それをすごく考えました。

それでも有難いことに、しのぶさんをはじめベテランの皆さんが正面から向き合って一緒に芝居を考えてくださる方たちで、

できないながらも一生懸命に取り組むことができました。

 

しのぶさんが何かの時に「芝居の上手い下手っていうのは、もちろんあるかもしれないけど、それは大きなことではなくて、

それよりもどれだけ、その人物としてその場にいられるか、心を通わせて芝居ができるかが大事」というようなことを稽古中に

仰った瞬間があったんですが、やっぱりそれに尽きるんだなと。

だからその為に稽古を通して、それ以外の時間も通していろいろなことを構築していく。

勉強をしたり、考えたり、感じたり、話し合ったり。

“芝居は一人で作るものじゃない”

しのぶさんも梅さんもよく言っていたこの言葉が、今回学び得た真理の一つなんだなぁと思います。

至らぬ点は多々あったかと思いますが、そうして一緒に舞台を作ることができたこと、共に同じ時間を過ごし、多くのことを

学ばせていただいた濃密なこの期間は、自分にとって何ものにも代えられない大切な宝物になりました。 

感謝、感謝です。

本当にありがとうございました。

 

ここからは、歌と、そしてまたミュージカルの舞台に舞い戻ってきます。

8月の『にっぽん男女騒乱記』の稽古から続いた芝居の旅は、ここで一区切り。

この道のりで修行してきたものが、これからどう活かされ、どんな景色が見えてくるのか。

今からそれが楽しみでなりません。

ひとまずは、毎年恒例のバリトンコンサートにて、またお会いしましょう。

それでは、また劇場で。

Rio


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